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メンタルコラム

第13回

自分の性に違和感:じっくり時間をかけて判断を

高校生のカオリさん(16)はジーンズに帽子で現れた。
「性同一性障害という言葉を知って、霧が晴れたようにすっきりした。ホルモン療法とか手術も本で勉強した。ぜひ受けたくて相談に来た」と話した。
「小さな頃から、ままごとや人形遊びより、虫取りやミニカーが好きで、男の子とばかり遊んでいた」という。
母親はスカートを着せたがったが、ずっとズボンだった。月経が始まり、体が丸みを帯びてくるのが、「死ぬほどつらくてトレーニングに励んだ。」セーラー服が嫌で、中学はジャージーでの登校を許してもらい、私服の高校を選んだ。
メールで知った女の子と付き合ったりしているが、「一番の親友には、反応と結果が怖いので、打ち明けていない。親にはもっと話せない」という。

「男なら何でもできる。早くホルモン療法を受けたい。乳房切除も考えている」と思い詰めた様子でいうので、「まだ年齢的に無理だから、それまでに家族や友人、仲間のサポート態勢をつくっておこう」と話した。
男装をすれば自分を受け入れられるのか実際に経験することを提案し、ひげや体毛が濃くなる、声が低くなるなどホルモン療法の効果だけでなく、気分不安定や肝障害などの副作用も認識するようにして、カウンセリングを続けている。

自分の性に違和感を持つ性同一性障害は国内に数千人いると推定されている。性の自認は生後1年半~2年で確立するが、男性の部分を多く持つ女性もいれば、その逆もあり、心身を完全に男か女に分けられない人もいる。異性の服装で精神的安定を保つ人、ホルモン療法や手術で心の性に一致する身体的特徴を得たい人など多様で、カウンセリングでは、違和感の程度や生殖能力、就職、結婚、戸籍など様々な問題を確認しながら、性の自己決定をしていく。

公表して社会で活躍する人も出てきて、一般の理解は広がってきている。生活の質向上のための法整備などものぞまれる。
心の病気への偏見をなくし、もっと気軽に精神科を受診してほしい。そんな思いをこめて様々な症状を紹介してきた。気持ちの持ち方の助言が得られるだけで、楽になることもある。心の健康を考える一助になればと願っている。

(現在は、みなとメンタルクリニックでは、性同一性障害のカウンセリングは行っていませんので、ご了承ください。)

当院長が朝日新聞にて2002年に連載した、女性のこころの健康状態にスポットをあてた「こころ元気ですか~女性編」に一部加筆、修正を加えたものです。
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