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2026/06/16
動悸がするのはストレスのせい?自律神経との関係と対処を横浜・関内の精神科医が解説
動悸がするのはストレスのせい?自律神経との関係と対処を横浜・関内の精神科医が解説
静かにしているのに、急に心臓がドクン、ドクンと大きく打ちはじめる。脈が速くなって、胸のあたりがざわつく。「何かの病気じゃないか」「このまま心臓が止まったら」と思うと、その不安でさらに鼓動が激しくなる。夜、布団に入って静かになると、自分の心臓の音ばかりが気になって眠れない。――そんな動悸に、悩まされていませんか。そして、内科で心電図をとっても「異常なし」と言われ、かえって「じゃあ、この動悸は何なんだ」と、行き場のない不安を抱えてはいないでしょうか。
自律神経シリーズの第2回は、外来でいちばん相談の多い症状、動悸です。第1回の自律神経失調症とは?では、自律神経が乱れる仕組みの全体像をお話ししました。今回はその各論として、なぜストレスで心臓がドキドキするのか、動悸ならではの悪循環、見逃してはいけない動悸との線引き、そして自分でできる対処まで、横浜市中区・関内のみなとメンタルクリニックの精神科医が、じっくり解説します。
先に、いちばん大事なことをお伝えしておきます。ストレスや自律神経の乱れから来る動悸は、それ自体で命に関わることは、ほとんどありません。もちろん、まれに心臓の病気が隠れていることもあるので、そこは後でしっかり線引きします。けれど、検査で異常がないと確認できた動悸の多くは、心臓そのものの故障ではなく、心臓を動かしている自律神経の調整が、ストレスで乱れているサインなのです。
「読むより先に、まず相談したい」という方へ。当院は関内駅から徒歩2分、土日も診療しており、当日のご予約も承っています。WEB予約はこちら、お電話は045-663-5925(診療時間内)へどうぞ。
なぜ、ストレスで心臓がドキドキするのか
そもそも、心臓の鼓動は、自分の意思では動かせません。速くしようと念じても、遅くしようと念じても、思いどおりにはならない。その心臓のペースを、裏で自動的に操っているのが自律神経です。第1回で、交感神経をアクセル、副交感神経をブレーキにたとえました。心臓は、この二つの綱引きの、まさに最前線にいる臓器です。
交感神経は、緊張したり危険を感じたりすると作動して、心臓に「もっと速く打て」と指令を出します。これは太古の昔から備わった、身を守るための仕組みです。敵に出会ったとき、すぐ逃げたり戦ったりできるよう、心臓を速く打たせて全身に血を送る――いわゆる「闘争・逃走反応」。プレゼン前に胸がドキドキするのは、この反応の名残です。
問題は、強いストレスや不安が慢性的に続くと、このアクセルが踏まれっぱなしになってしまうこと。本来なら危険が去れば収まるはずの「速く打て」の指令が、危険でもない場面で、だらだらと出続けてしまう。その結果、安静にしているのに急に動悸がしたり、夜になっても鼓動が気になったりする。つまり、ストレス性の動悸は、心臓が壊れたのではなく、心臓を操る自律神経が、過剰な緊張で誤作動を起こしている状態です。心臓は、指令どおりに律儀に働いているだけ。悪いのは心臓ではなく、踏みっぱなしのアクセルのほうなのです。この全体の仕組みは第1回・自律神経失調症とは?で詳しく解説しています。
動悸セルフチェック――いくつ当てはまりますか
ご自身の動悸がストレス性のパターンに近いかどうか、ざっと眺めるためのチェックです。診断ではなく、整理の道具として使ってください。
- 会議・人前・満員電車など、緊張する場面で動悸が出やすい
- 仕事に没頭しているときは忘れているのに、一息ついた瞬間や夜に気になる
- 心電図や血液検査で「異常なし」と言われたのに、動悸が続いている
- 動悸と一緒に、めまい・息苦しさ・手の震え・汗・胃の不調などが出る
- 「また動悸が来るのでは」と、いつもどこかで身構えている
- コーヒーやエナジードリンクをよく飲む、寝不足が続いている
- 動悸が気になって、外出や仕事、眠ることがこわくなってきた
3つ以上当てはまるなら、背景に自律神経の乱れや不安が関わっている可能性があります。とくに最後の項目に印がつくなら、後で述べる悪循環がすでに回りはじめているかもしれません。つらさが続いているなら、WEB予約から一度ご相談ください。
動悸の、いちばんやっかいなところ――「気にするほど強くなる」
ストレス性の動悸には、知っておいてほしい、やっかいな仕組みがあります。動悸を気にすればするほど、動悸が強くなるという悪循環です。
こういうことが起こります。一度、動悸が気になりだすと、人は無意識に、自分の心臓に意識を集中させます。「また始まるんじゃないか」と。すると、その不安そのものが交感神経を刺激し、本当に鼓動が速くなる。速くなった鼓動を感じて「やっぱりだ、おかしい」とさらに不安になり、その不安がまた交感神経を煽って、動悸を強める――。心臓に注意を向ければ向けるほど、ふだんは意識しない小さな鼓動の揺らぎまで拾ってしまい、それを「異常だ」と感じてしまうのです。
これは、あなたが心配性だからでも、気が弱いからでもありません。体の感覚に注意を向けると、その感覚が増幅されて感じられるのは、人間の脳に共通した、ごく自然な仕組みです。「足の裏に意識を向けてください」と言われると、急に足の裏の感覚が気になりだしますよね。あれと同じことが、心臓で起きている。だからこそ治療では、この輪をどこかでそっとゆるめていくことが、大切な目標になります。
夜、布団に入ると動悸が気になるのは、なぜか
「日中は平気なのに、夜になると心臓の音が気になって眠れない」。この相談は本当に多いので、一つ節を立てて説明しておきます。
理由は二つあります。一つは、単純に静かだから。日中は仕事の音、人の声、景色、やるべきことが注意を外へ引っぱってくれますが、布団の中では刺激が消え、注意の行き先が自分の体しかなくなる。ふだんから打っている鼓動が、急に「聞こえて」くるわけです。もう一つは、交感神経が下がりきっていないから。本来、夜はブレーキ(副交感神経)に切り替わって心拍が落ち着く時間帯です。ところがストレスでアクセルが残っていると、体は横になっているのに心臓だけが日中のペースで打ち続ける。静けさと高ぶりの組み合わせで、鼓動がいやでも耳につく。そこへ「眠らなきゃ」という焦りが加わると、焦りがまた交感神経を煽って、ますます眠れなくなります。
夜の動悸と不眠はセットで悪循環を作りやすいので、眠りの問題が続いている方は不眠・睡眠障害とはも併せて読んでみてください。
ストレス性の動悸に、よくある特徴
ストレスや自律神経の乱れから来る動悸には、いくつか共通した顔つきがあります。緊張する場面や、不安を感じたときに起こりやすい。会議の前、人と会う前、満員電車の中など、心理的な負荷がかかる状況で出やすいのが典型です。気が紛れているときには出にくく、静かにしているときや、夜寝る前に気になりやすい。仕事に没頭しているときは忘れているのに、ふと一息ついた瞬間に始まる、というパターンです。カフェインや寝不足、飲酒の翌日に出やすいのも特徴で、コーヒーやエナジードリンクは交感神経を直接刺激しますし、お酒は酔いがさめる時間帯に動悸を誘発することがあります。そして、動悸だけでなく、ほかの自律神経症状をともなうことが多い。めまい(第3回:めまい・ふらつきはストレスのせい?)、息苦しさ、手の震え、汗、胃の不調(第4回:ストレスで胃が痛い・お腹の調子が悪いのは自律神経のせい?)、抜けない疲れ(第6回:体がだるい・疲れがとれないのはストレスのせい?)などが、動悸と一緒に現れる。こうした特徴に心当たりがあるなら、背景に自律神経の乱れがある可能性が高いといえます。
女性と動悸――ホルモンの波が心臓に出るとき
女性の場合、月経前や更年期に、動悸が出やすくなることがあります。ホルモンと自律神経は、どちらも脳の視床下部が司令塔なので、ホルモンの揺れがそのまま自律神経の揺れとして心臓に現れやすいのです。更年期の「急にドキドキして、のぼせて、汗が出る」という一連の症状は、その典型です。「年齢のせいだから」と我慢される方が多いのですが、つらいものはつらい。ホルモンの背景ごと相談していただければ、整理のしようがあります。当院には女性医師も在籍していますので、ご希望があれば予約の際にお申し付けください。
でも、まず「体の病気でない」と確かめることが大切です
ここは、安全のために、はっきりお伝えしておきます。動悸の原因をストレスや自律神経と決めつける前に、体の病気が隠れていないかを、一度きちんと確認することが何より大切です。
動悸を起こす体の病気には、いくつかあります。不整脈――心臓の電気的なリズムの乱れで、脈が飛んだり、極端に速くなったりするもの。甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)――甲状腺ホルモンが出すぎて、安静時でも脈が速くなり、汗・体重減少・手の震えなどをともなうもの。貧血――血液が薄くなり、それを補おうと心臓が速く打つもの。ほかにも、低血糖や、一部の薬・カフェインの影響などもあります。これらは、心電図、血液検査、ホルモン検査などで確認できます。だから、動悸が続くときは、まず内科や循環器内科を受診して、これらの病気がないかを調べてもらうのが、正しい順番です。そこで「異常なし」と確認できたなら、それは大きな安心材料になります。そのうえで、なお動悸が続くなら、背景のストレスや自律神経の乱れに目を向けていく――遠回りのようでいて、これがいちばん確実です。すでに検査を受けて「異常なし」と言われている方は、その結果が、これからの相談にとても役立ちます。
こんな動悸は、すぐに医療機関へ
多くのストレス性動悸は、慌てる必要のないものです。ただし、次のような動悸は、心臓など体の病気のサインのことがあるので、自己判断せず、早めに(場合によっては救急で)医療機関を受診してください。強い胸の痛みや圧迫感をともなう動悸。失神した、または意識が遠のくような動悸。脈が極端に速い・遅い、あるいはひどく不規則な動悸が続く。動悸とともに、強い息切れや冷や汗が出る。これらは、ストレスのせいと片づけてはいけないサインです。「いつもの動悸とは、何か違う」と感じたときは、ためらわずに受診してください。
動悸とパニック発作の関係
動悸を語るうえで、触れておきたいのがパニック発作です。強い動悸は、パニック発作の中心的な症状でもあります。パニック発作では、突然、激しい動悸とともに、息苦しさ、めまい、手足のしびれ、そして「このまま死んでしまうのではないか」という強烈な恐怖が、一気に押し寄せます。これが何度もくり返され、「また発作が起きるのでは」という不安(予期不安)に苦しむようになると、パニック障害という状態が考えられます。
ストレス性の動悸と、パニック発作の動悸は、地続きでつながっていることがあります。最初は「ストレスで時々動悸がする」程度だったのが、その動悸への恐怖が膨らんで、本格的なパニック発作に発展していく。外来でも、この経過をたどってから来院される方は少なくありません。だからこそ、動悸への不安が強いうちに、早めに相談しておくことには意味があります。動悸の発作に強い恐怖をともなう方は、パニック障害とは?と不安とは?もあわせてご覧ください。
放っておくと、どうなるのか
「検査で異常はなかったんだから、我慢していればそのうち消えるだろう」。そう考えたくなる気持ちは分かります。実際、軽いものなら、ストレスの山を越えたところで自然に引いていくこともあります。ただ、外来で見ていると、こじれるときの道筋はだいたい決まっています。
動悸への不安から、動悸が出そうな場面を避けるようになる。満員電車をやめる、会議の前は食事が喉を通らない、遠出を控える。避ければ避けるほど「あの場面は危険だ」という学習が強まり、行動できる範囲がじわじわ狭くなっていきます。夜は鼓動が気になって眠りが浅くなり、寝不足がまた自律神経を乱す。生活が窮屈になるにつれて気分も沈みはじめ、その先にパニック障害やうつ病(うつ病とは?)が待っていることもある。動悸そのものより、動悸を軸に生活が縮んでいくことが、本当の問題なのです。輪がまだゆるいうちなら、ほどくのも早い。「電車がこわくなってきた」あたりが、相談のちょうどいいタイミングです。WEB予約はこちらから、当日のご予約も承っています。
自分でできる、動悸への対処
動悸が起きたとき、そして動悸を起こしにくくするために、自分でできることがあります。完璧にやろうとせず、できそうなものから試してみてください。
まず、動悸が起きたその場で効くのが、「長く吐く呼吸」です。動悸の最中は、交感神経が高ぶっています。ここで、息をゆっくり、長く吐くことを意識すると、ブレーキ役の副交感神経がはたらきやすくなり、高ぶった心臓が落ち着いていきます。コツは、吸う時間より吐く時間を長くすること。たとえば4つ数えて吸い、6つ、8つと数えながら、ゆっくり吐く。これを数回くり返すだけでも、ずいぶん違います。そして、心の中で「これはストレスの動悸だ。命に関わるものじゃない。必ず収まる」と、自分に言い聞かせること。動悸への恐怖が動悸を強める悪循環を、この一言が断ち切る助けになります。一度「異常なし」と確認できていれば、この言葉には根拠があります。
日ごろの予防としては、カフェインとお酒、たばこを控えめにすること。カフェインは交感神経を刺激して、動悸を起こしやすくします。コーヒーやエナジードリンクの飲みすぎに心当たりがあれば、減らすだけで動悸が軽くなる方もいます。お酒も、酔いがさめる時間帯に動悸を誘発することがあります。あわせて、睡眠リズムを整えること。睡眠不足は、それだけで交感神経を高ぶらせ、動悸が出やすい体を作ります。起きる時間を一定にし、夜更かしを減らすだけでも、土台が安定します。そして、適度に体を動かすこと。軽い有酸素運動は、自律神経のバランスを整え、ストレスを発散させてくれます。呼吸・睡眠・運動それぞれの「なぜ効くのか」まで含めた詳しいやり方は、第9回の自律神経を整える生活習慣とは?にまとめています。
受診を考えてよい目安
体の病気が除外されたうえで、次のような状態が続いているなら、心療内科・精神科への相談を考えてよい段階です。動悸がくり返し起こり、生活に支障が出ている。動悸が気になって、外出や仕事が怖くなってきた。動悸とともに、強い不安や「死ぬのでは」という恐怖がある。動悸に加えて、めまい・息苦しさ・不眠・気分の落ち込みなどもある。「また動悸が来るのでは」と、いつも身構えている。――こうした状態は、ストレスや自律神経の乱れ、あるいは不安症やパニック障害が背景にあるサインのことがあります。自分の状態がストレス性なのか、うつや不安が絡んでいるのか分からないという方は、第7回の自律神経失調症とうつ病・不安症の違いとは?も判断の助けになります。WEB予約はこちらからご予約いただけます。
治療について
当院では、動悸の背景にあるものを、ていねいに整理することから始めます。まず、体の病気が除外されているかを確認し(まだの場合は、連携している内科などとも相談しながら、必要に応じて適切な科へおつなぎします)、そのうえで、ストレスや自律神経の乱れ、不安やパニックの要素が、どの程度関わっているかを見ていきます。
治療は、お話をうかがいながら、動悸を強めている悪循環をどうゆるめるか、生活のリズムをどう整えるかを一緒に考えていくのが土台です。そして、動悸や不安が強くて生活に支障が出ている場合には、それをやわらげる目的で、お薬を使うこともあります。発作的な動悸を抑える薬や、不安そのものをやわらげる薬など、症状に応じて選びます。体質によっては漢方薬が合う方もいます。お薬の考え方の全体像は、第10回の自律神経失調症の薬物治療とは?で解説しています。お薬を使うかどうかは、ご希望もふまえて一緒に決めますので、「できるだけ薬は避けたい」という方も、遠慮なくお伝えください。
みなとメンタルクリニックでの、ご相談
当院は、横浜・関内で30年続く心療内科・精神科のクリニックです。「検査では異常なしなのに動悸が続く」というご相談は、当院がいちばん多く引き受けてきたテーマの一つです。診察はすべて精神保健指定医・精神科専門医が担当し、動悸の奥にあるストレスや不安、気分の状態まで、時間をかけてうかがいます。体の病気の可能性が残る場合には、連携している内科などの医療機関と相談しながら、必要に応じて適切な科へおつなぎします。理事長は日本医師会認定産業医でもあるので、「会議のたびに動悸がする」「通勤電車がつらい」といった働く方のご相談では、職場との調整や診断書の作成にも対応できます。関内駅から徒歩2分、桜木町駅・馬車道駅からも徒歩5分。土日も診療、平日は夜19時までなので、お仕事帰りにもお越しいただけます。
初診の流れ
当院は予約制です。WEB予約からご予約ください(当日のご予約も承っています)。持ち物は保険証と、服用中のお薬があればお薬手帳。心電図などの検査結果があれば、それもぜひお持ちください。初診は30分ほどかけて、いつから、どんな場面で動悸が出るのか、背景に何があるのかをじっくりうかがいます。うまく話せなくても、メモ書き一枚あれば十分です。
よくある質問
検査で異常なしでした。それでも動悸が続くのはなぜ?
心臓そのものに異常がなくても、それを動かす自律神経がストレスで乱れていると、安静時でも動悸が起こります。「異常なし」は、心臓が壊れていないという安心材料であり、つらさが存在しないという意味ではありません。背景のストレスや自律神経の乱れに対応することで、改善が期待できます。
動悸で死ぬことはありますか?
体の検査で異常がないと確認されたストレス性の動悸が、それ自体で命に関わることは、ほとんどありません。ただし、強い胸の痛みや失神をともなう動悸、極端に不規則な動悸などは、体の病気のサインのことがあるため、その場合は早めに受診してください。
夜になると動悸が気になって眠れません。
夜は刺激が減って注意が体に向かいやすいうえ、ストレスで交感神経が下がりきっていないと、静けさの中で鼓動が際立って感じられます。「眠らなきゃ」という焦りがさらに動悸を強めることも多く、不眠とセットの悪循環になりやすいパターンです。長く吐く呼吸で落ち着かせつつ、続くようならご相談ください。
動悸とパニック発作は、どう違うのですか?
パニック発作は、激しい動悸に加えて、息苦しさ・めまい・強烈な「死ぬのでは」という恐怖が、突然一気に押し寄せるものです。ストレス性の動悸が、その恐怖をきっかけにパニック発作へ発展することもあります。動悸への恐怖が強い場合は、早めの相談がすすめられます。
カフェインは本当に動悸に関係しますか?
はい。カフェインは交感神経を刺激し、心拍を速める作用があります。コーヒーやエナジードリンク、お茶のとりすぎで動悸が出やすくなることがあり、控えるだけで軽くなる方もいます。
動悸の相談は、心療内科でいいのですか?
順番としては、まず内科・循環器内科で体の病気がないかを確認するのが基本です。そのうえで「異常なし」なのに動悸が続くなら、心療内科・精神科が相談先になります。当院は当日のご予約にも対応しています(空き状況によります)。WEB予約またはお電話(045-663-5925・診療時間内)でご確認ください。
横浜・関内で、動悸にお悩みの方へ
動悸は、それ自体が怖いだけでなく、「また来るのでは」という不安が、生活にじわじわと影を落としていきます。外出が怖くなったり、夜眠れなくなったり。でも、検査で異常がないと確認された動悸の多くは、心臓の故障ではなく、ストレスで乱れた自律神経からのサインであり、背景に手を当てていけば、ちゃんと落ち着いていく状態です。一人で「また動悸が来るかも」と身構え続ける必要は、もうありません。
みなとメンタルクリニックは、関内駅から徒歩2分、桜木町駅・馬車道駅からも徒歩5分。横浜市中区・みなとみらいエリアからもお越しいただけます。土日も診療し、平日は夜19時まで対応しているので、お仕事帰りにも通いやすいクリニックです。「これは心臓の病気なのか、ストレスなのか分からない」――その段階で、まったく構いません。どうぞお気軽にご相談ください。WEB予約はこちらから、ご不明な点はよくある質問もご覧ください。
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シリーズ第3回は、めまい・ふらつきです。動悸と並んで相談の多い症状で、「ぐるぐる回る」より「ふわふわする」タイプのめまいには、自律神経が深く関わっています。耳や脳の検査で異常なしと言われた方は、ぜひ続けてどうぞ。
▶ 次のページ:めまい・ふらつきはストレスのせい?原因・対処・受診の目安を横浜・関内の精神科医が解説
◀ 前のページ:自律神経失調症とは?症状・原因・受診の目安(第1回)
自律神経シリーズ(全10回)
- 第1回:自律神経失調症とは?症状・原因・受診の目安
- 第2回:動悸がするのはストレスのせい?(このページ)
- 第3回:めまい・ふらつきはストレスのせい?
- 第4回:ストレスで胃が痛い・お腹の調子が悪いのは自律神経のせい?
- 第5回:頭痛・肩こりがとれないのはストレスのせい?
- 第6回:体がだるい・疲れがとれないのはストレスのせい?
- 第7回:自律神経失調症とうつ病・不安症の違いとは?
- 第8回:天気が悪いと頭痛・だるさが出る「気象病・天気痛」とは?
- 第9回:自律神経を整える生活習慣とは?
- 第10回:自律神経失調症の薬物治療とは?
関連ページ
- パニック障害とは?/不安とは?/うつ病とは?
- 不眠・睡眠障害とは/ストレスで体調が悪い(頭痛・胃痛・めまい)/疲れがとれない・ストレスで不調が続くあなたへ
- 心身症とは?/心身症と自律神経失調症の違いとは?
参考文献・情報源
- 厚生労働省|e-ヘルスネット「自律神経失調症」「ストレスとこころ」
- 厚生労働省|こころの耳
- 日本循環器学会|不整脈に関する資料
- 日本心身医学会|心身医学に関する情報
- 日本不安症学会|パニック症の診療ガイドライン
この記事の監修者
田邊 陽一郎(精神保健指定医・精神科専門医・日本医師会認定産業医・難病指定医)
医療法人鴻志会 みなとメンタルクリニック 理事長。秋田大学医学部卒業後、東北での精神科救急・被災地医療、神奈川での在宅医療を経て、現職。うつ病・不安障害・睡眠障害・認知症などを中心に診療。