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2026/06/23
心療内科・精神科の初診では何を話す?費用・持ち物・診断書・予約の流れを横浜・関内の精神科医が解説
初診で伝えるとよいこと
初めての受診日、待合室の椅子に座って名前を呼ばれるのを待つ時間は、思いのほか長く感じるものです。「何から話せばいいのか」「変に思われないだろうか」と、頭の中で何度も言葉を組み立てては崩して——そうして疲れてしまう方を、私たちはたくさん見てきました。ですから最初に、はっきりお伝えしておきます。準備は要りません。そのままお越しください。
診察室では、医師がひとつずつ順番におたずねします。面接や試験のような場ではありませんし、答えに詰まったら黙っていただいて構いません。沈黙も診察の一部です。「えっと、なんて言えばいいのか……」と言葉を探す時間そのものが、いまのおつらさを物語っていることもあります。私たちはそれを急かさず、待ちます。
そのうえで、もし余裕があれば、次のようなことを思い出しておいていただけると、診察がすこし楽になるかもしれません。
- いつ頃から、どんなことがつらいのか。「たしか連休明けくらいから」といった曖昧な記憶で十分です
- 眠れているかどうか。寝つきが悪いのか、途中で目が覚めるのか、朝起きられないのか
- 食欲や体重の変化。「最近ごはんがおいしくない」という感覚も大切な情報です
- お仕事や学校、ご家庭で、具体的に困っている場面
- いま飲んでいるお薬やサプリメント。お薬手帳をお持ちいただけるのがいちばん確実です
- 以前に心療内科・精神科にかかったことがあれば、その時期と、覚えていれば処方内容
全部でなくて構いません。ひとつも思い出せなくても、診察は成り立ちます。スマートフォンのメモに書き留めて、画面をそのままお見せいただく方もいらっしゃいますし、ご家族が付き添って代わりにお話しくださることもよくあります。話している途中で涙が出てきてしまう方も少なくありませんが、どうぞ気になさらないでください。ティッシュを差し出して、落ち着くまでお待ちするだけです。診察室は、取り繕わなくていい場所です。
受付から会計までの流れ、初診にかかる費用、保険証などの持ち物については、こちらの記事でひととおりご案内しています。事前に読んでおくと、当日の見通しが立って気持ちが軽くなるはずです。
▶ 心療内科・精神科の初診では何を話す?費用・持ち物・診断書・予約の流れ
「この程度で受診していいのだろうか」と迷っている方には、受診の目安をまとめた記事もご用意しています。迷っている時間が長くなるほど、つらさは積み重なっていきます。答え合わせのつもりで、のぞいてみてください。
横浜・関内で心療内科・精神科をお探しの方へ
みなとメンタルクリニックは、JR関内駅から徒歩2分の心療内科・精神科です。駅から近いことには、実は意味があります。調子が悪い日ほど、長く歩くのはつらいものだからです。横浜市中区のほか、馬車道・桜木町・みなとみらい・日本大通り・石川町の方面から通ってくださる方も多く、お仕事帰りに立ち寄られる方もいらっしゃいます。
「平日は仕事をどうしても抜けられない」という声にお応えして、土曜・日曜も診療しています。平日と同じように診察を受けていただけますので、職場に伝えづらい方も、まずは週末に一度いらしてください。
また、当日予約にも対応しています。こころの不調は「来週の水曜に」と予定を組めるものではなく、ある朝ふいに限界が来ることがあります。そういう日のための当日枠です。「今日つらい」と思った日が、受診にいちばん適した日です。枠には限りがありますので、お早めにお問い合わせください。
受診の前に確認しておきたいことがあれば、こちらのページが参考になります。
この記事の監修
医療法人鴻志会 みなとメンタルクリニック 理事長 田邊 陽一郎
精神保健指定医・精神科専門医・日本医師会認定産業医・難病指定医。横浜市中区・関内の心療内科・精神科として、うつ病・不安障害・不眠症・適応障害をはじめ、働く方のメンタルヘルス不調の診療にあたっています。産業医として企業の現場を見てきた経験から、休職・復職やお仕事と治療の両立についても、実情に即したご相談が可能です。