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2026/06/16

体がだるい・疲れがとれないのはストレスのせい?原因・対処・受診の目安を横浜・関内の精神科医が解説

体がだるい・疲れがとれないのはストレスのせい?原因・対処・受診の目安を横浜・関内の精神科医が解説

朝、目が覚めても、体が鉛のように重い。寝たはずなのに、疲れがまったく抜けていない。日中もだるさが抜けず、頭にもやがかかったよう。週末に寝だめしても、月曜にはまた、ぐったり。気力をふりしぼって、なんとか日々をこなしているけれど、「どうして自分だけ、こんなに疲れているんだろう」「怠けているだけなんじゃないか」と、自分を責めてはいないでしょうか。心配になって内科で血液検査を受けても、「とくに異常はありませんね」と言われ、行き場のない気持ちを抱えていませんか。

自律神経シリーズの第6回は、だるさ・疲労です。第1回の自律神経失調症とは?で乱れの全体像を、第2回から第5回で動悸めまい胃腸頭痛肩こりと、部位ごとの症状を見てきました。今回のだるさは、部位を特定できない、いわば全身に薄く広がる症状です。目に見えず、人に伝わりにくく、「気合いが足りない」「みんな疲れている」と片づけられがち。だからこそ、一人で抱え込みやすいテーマです。

まずお伝えしたいのは、検査で異常がないのに抜けない疲れの多くは、怠けでも気の持ちようでもなく、ストレスによって自律神経の調整がうまくいかなくなっているサインだということです。このページでは、なぜストレスで疲れがとれなくなるのか、その悪循環、見逃してはいけない体の病気との見分け、うつ病との関係、そして自分でできる対処まで、横浜市中区・関内のみなとメンタルクリニックの精神科医が、じっくり解説します。

「読むより先に、まず相談したい」という方へ。当院は関内駅から徒歩2分、土日も診療しており、当日のご予約も承っています。WEB予約はこちら、お電話は045-663-5925(診療時間内)へどうぞ。


なぜ、ストレスで疲れがとれなくなるのか

疲労には、本来、回復の仕組みが備わっています。日中、活動して疲れても、夜に休めば回復する。この「疲れて、休んで、回復する」というサイクルを、裏で支えているのが自律神経です。活動時にはたらく交感神経が、いわばアクセル。休息時にはたらく副交感神経が、ブレーキ。昼はアクセルで活動し、夜はブレーキで体を修復モードに切り替える――この切り替えがうまくいっているから、私たちは翌朝、回復して目覚められるのです。

ところが、強いストレスや過労、睡眠不足が続くと、この切り替えが壊れてきます。とくに多いのが、アクセル(交感神経)が踏まれっぱなしになり、夜になってもブレーキ(副交感神経)に切り替わらない状態です。すると、体は休んでいるつもりでも、内側ではずっと緊張が続いている。眠っても、睡眠が浅く、回復モードに入りきれない。だから、いくら寝ても、疲れが抜けない。「休んでいるのに休めていない」という状態が起こるのです。これは、あなたの休み方が下手なのでも、根性が足りないのでもありません。回復のスイッチそのものが、ストレスで入りにくくなっているのです。この切り替えの仕組みの全体像は、第1回・自律神経失調症とは?で解説しています。

もうひとつ関わるのが、ストレスホルモンのコルチゾールです。コルチゾールは、本来、朝に多く出て体を活動モードに立ち上げ、夜に減って休息へ向かわせる、というリズムを持っています。ところが、慢性的なストレスでこのリズムが乱れると、朝に十分立ち上がらず「起きられない・午前中ぼんやり」、夜に下がりきらず「疲れているのに寝つけない」といったことが起こります。さらに、脳そのものが疲労を強く感じる「脳疲労」の状態も重なって、思考力や集中力の低下、頭が働かない感覚を生みます。つまり、抜けない疲れは、自律神経・ホルモン・脳が、慢性ストレスによって、いわば「休めない体」を作ってしまっている状態なのです。

疲労セルフチェック――いくつ当てはまりますか

ご自身の疲れがストレス性のパターンに近いかどうか、ざっと眺めるためのチェックです。診断ではなく、整理の道具として使ってください。

  • 睡眠時間はとれているはずなのに、朝から疲れている
  • 週末に寝だめしても、月曜にはまた、ぐったりしている
  • 朝がいちばんつらく、午前中は頭が働かない
  • 血液検査で「異常なし」と言われたのに、だるさが続いている
  • 横になっていても、頭の中では仕事や心配ごとがぐるぐる回っている
  • だるさに加えて、頭痛・肩こり・動悸・胃の不調・不眠などもある
  • 休むことに罪悪感があり、休んでいても心が休まらない
  • 「怠けているだけでは」と、自分を責めることが増えた

3つ以上当てはまるなら、背景に自律神経の乱れが関わっている可能性があります。とくに最後の2つに印がつく方は、後で述べる悪循環がすでに回りはじめているかもしれません。つらさが続いているなら、WEB予約から一度ご相談ください。

ストレス性の疲労に、よくある特徴

ストレスや自律神経の乱れから来る疲労には、いくつか共通した顔つきがあります。まず、睡眠をとっても回復しない。十分寝たはずなのに、朝から疲れている、週末に寝だめしても回復しきらない。次に、朝がいちばんつらく、起きられない。コルチゾールのリズムの乱れから、午前中に調子が出にくい。また、身体的な疲労だけでなく、頭が働かない・集中できない・意欲がわかないという「脳の疲れ」をともなう。さらに、休んでも、気持ちが休まらない。横になっていても、頭の中では仕事や心配ごとがぐるぐるして、体だけでなく心も休めていない。そして、だるさ単独ではなく、ほかの自律神経症状をともなうことが多い。頭痛や肩こり(第5回:頭痛・肩こりがとれないのはストレスのせい?)、めまい(第3回:めまい・ふらつきはストレスのせい?)、動悸(第2回:動悸がするのはストレスのせい?)、胃腸の不調(第4回:ストレスで胃が痛い・お腹の調子が悪いのは自律神経のせい?)、不眠などが一緒に現れます。天気が崩れる前にだるさが強くなる方は、気象病の側面もあるかもしれません(第8回:天気が悪いと頭痛・だるさが出る「気象病・天気痛」とは?)。こうした特徴に心当たりがあるなら、背景にストレスと自律神経の乱れがある可能性が考えられます。

週末に寝だめしても、回復しないのはなぜか

「平日の睡眠不足を、土日に取り返しているのに、月曜の朝がいちばんつらい」。この訴えは本当に多いので、一つ節を立てておきます。実は、寝だめには落とし穴があります。

休日に昼まで寝ると、たしかに睡眠時間は稼げます。ところが、起きる時間が平日と数時間ズレることで、体内時計そのものが後ろへずれてしまうのです。日曜の夜、いつもの時間に布団に入っても、体の中はまだ「宵の口」。寝つけないまま夜がふけ、月曜の朝は、体にとってはまだ深夜のうちに叩き起こされることになる。時差のある国へ旅行したときと同じことが、毎週末、家の中で起きているわけです。しかも、もともとストレスで自律神経が乱れている人は、この時計のずれを立て直す力も落ちています。つまり、寝だめは「睡眠の借金」を返しているようでいて、「時差の借金」を新しく作っている。回復の実感が薄いのは、そのせいです。対策は、休日の起床時刻を平日との差2時間以内にとどめて、足りないぶんは昼寝や早寝で補うこと。詳しいリズムの整え方は、第9回の自律神経を整える生活習慣とは?で解説しています。

疲労の、見すごせない悪循環――疲れているのに、休めない

ストレス性の疲労には、抜け出しにくい悪循環があります。疲れているのに、その疲れが、さらに休めなくさせるという輪です。

こういうことが起こります。疲れがたまって、仕事の能率が落ちる。すると「こんなにできないなんて」と焦り、自分を責める。その焦りと自己否定が、新たなストレスとなって交感神経を高ぶらせ、夜の回復をさらに妨げる。回復できないから、翌日もっと疲れる。能率がもっと落ちる――。こうして、疲労と自己否定と不眠が、互いを強め合っていきます。さらに、疲れていると「休まなきゃ」と思う一方で、「休んだら迷惑をかける」「やることが終わらない」という思いから、休むことに罪悪感を感じ、無理をして動き続けてしまう。休むべき時に休めず、休んでも心が休まらない。この二重の意味で、回復から遠ざかってしまうのです。とくに、責任感が強く、人に頼るのが苦手で、頑張り屋の方ほど、この輪にはまりやすい。それは、あなたが弱いからではなく、これまで限界まで頑張ってきた証拠でもあります。

放っておくと、どうなるのか

だるさの放置がこわいのは、症状が地味なぶん、限界のサインが分かりにくいことです。動悸やめまいのように本人を驚かせる出来事がないまま、電池の残量だけが静かに減っていく。外来で見ていると、こじれる道筋はだいたい決まっています。

まず、生活から「余白」が消えます。趣味をやらなくなり、人付き合いを減らし、家事を最低限にして、残ったエネルギーをすべて仕事に注ぎ込む。一見、合理的なやりくりに見えますが、楽しみと交流は回復の源でもあるので、削るほど電池は充電されなくなる。次に、朝がどんどん重くなり、遅刻やミスが増え、自分を責める材料が積み上がる。そして、あるとき突然、出社しようとして体が動かなくなる――「昨日まで普通に働いていたのに」とご本人もご家族も驚かれますが、電池はずっと前から空に近かったのです。この段階では、背景にうつ病や適応障害、燃え尽き症候群が育っていることが少なくありません。趣味を楽しむ気力が消えたあたり、が相談のちょうどいいタイミングです。休職という選択肢も含めて、立て直しは早いほど軽くすみます。WEB予約はこちらから、当日のご予約も承っています。

でも、まず「体の病気でない」と確かめることが大切です

安全のために、はっきりお伝えします。だるさや疲労をストレスと決めつける前に、疲労を引き起こす体の病気が隠れていないかを、確認しておくことが何より大切です。じつは、慢性的な疲労やだるさは、さまざまな体の病気の症状でもあるからです。

代表的なものに、甲状腺機能低下症――甲状腺ホルモンが不足し、だるさ・むくみ・体重増加・寒がりなどが出るもの。貧血――酸素を運ぶ力が落ちて、疲れやすさ・息切れ・動悸が出るもの。糖尿病、肝臓や腎臓の病気、睡眠時無呼吸症候群――睡眠中に呼吸が止まり、寝ても疲れがとれないもの。さらに、更年期によるホルモンの変化や、一部の薬の影響でも、強い倦怠感が出ます。これらは、血液検査やホルモン検査、睡眠の検査などで確認できます。だから、だるさや疲労が続くときは、まず内科を受診して、これらの病気がないかを調べてもらうのが、正しい順番です。とくに、急激な体重の変化、発熱が続く、強いむくみ、いびきと日中の強い眠気をともなう場合は、体の検査を優先してください。検査で「異常なし」と確認できたなら、それは大きな安心材料であり、これからの相談にも役立ちます。すでに検査を受けて異常なしと言われている方は、その結果をぜひ教えてください。

疲労と、うつ病の関係――いちばん見落とせない点

抜けない疲労を語るうえで、もっとも見落としてはいけないのが、うつ病との関係です。うつ病の中核的な症状のひとつが、まさに「強い倦怠感」「気力がわかない」「朝がつらい」「何をしても疲れる」だからです。とくに、気分の落ち込みより、だるさや体の重さ、不眠のほうが前面に出るうつもあり、本人は「ただ疲れているだけ」「自律神経の問題」と思って、背景のうつに気づかないことがあります。

見分けの手がかりのひとつが、「以前楽しめていたことが、楽しめなくなっていないか」です。単なる疲労なら、好きなことをする気力は残っていたり、しっかり休めば回復したりします。けれど、好きだったことにも興味がわかない、休んでも気分が晴れない、自分を責める気持ちが強い、という場合は、うつ病が関わっている可能性が高まります。気分の落ち込みや意欲の低下が続く場合は、一度ご相談ください(うつ病とは?)。また、はっきりしたストレスのあとに不調が続くなら適応障害(適応障害とは?)、燃え尽きるように力が出なくなったなら燃え尽き症候群の可能性も考えます。自律神経の乱れ・うつ・不安をどう見分けるかは、次回・第7回の自律神経失調症とうつ病・不安症の違いとは?で、丸ごと一本かけて整理します。疲労は、こころの限界を知らせる、大切なサインなのです。

疲労と、睡眠の深い関係

抜けない疲れの背景に、睡眠の質の低下があることは、非常に多いです。たとえ寝床にいる時間が足りていても、自律神経の乱れで眠りが浅ければ、体は回復モードに入りきれません。夜中に何度も目が覚める、朝早くに目が覚めてしまう、寝た気がしない――こうした睡眠の問題があると、いくら横になっても疲れはとれません。そして、疲れているのに眠れない、眠れないからもっと疲れる、という悪循環にもなります。だるさと不眠がセットになっている方は、睡眠の立て直しが、疲労回復の鍵になります(不眠・睡眠障害とは)。

自分でできる、疲労への対処

疲れを回復させるために、自分でできることがあります。ただし、いちばん大切な前提をお伝えします。疲れているときに「あれもこれも頑張って改善しよう」とするのは、逆効果です。それ自体が新たな負担になります。できそうなことを、ひとつ、ふたつ、ゆるく試すくらいで十分です。

回復の土台は、「休めない体」を、休める体に戻すこと。そのために、まず睡眠リズムを整える。とくに、起きる時間を一定にし、朝に光を浴びると、乱れたコルチゾールと自律神経のリズムが整いやすくなります。前の節でお話ししたとおり、休日の寝だめは平日との差2時間以内に。夜は、就寝前にスマホやパソコンの強い光を避け、ぬるめのお風呂で体を休息モードに切り替える。日中は、軽い運動や散歩で、踏みっぱなしのアクセルを一度リセットする(激しい運動は逆効果なので、心地よい程度に)。そして、意識してほしいのが「意識的に休む」こと。疲れている人ほど、休んでいる時間にも頭で仕事を考え、心が休めていません。何もしない時間を、罪悪感なく、意図的にとる。「長く吐く呼吸」で副交感神経をはたらかせ、体に「もう休んでいい」と教えてあげるのも助けになります。あわせて、カフェインで疲れをごまかしすぎないこと。エナジードリンクやコーヒーの飲みすぎは、その場はしのげても、夜の睡眠を妨げ、疲労を深めます。それぞれの「なぜ効くのか」まで含めた具体的な手順は、第9回の自律神経を整える生活習慣とは?にまとめています。何より大切なのは、「休むことは、怠けではない」と、自分に許可を出すこと。疲労からの回復は、頑張ることではなく、上手に休むことから始まります。

受診を考えてよい目安

体の病気が除外されたうえで、次のような状態が続いているなら、心療内科・精神科への相談を考えてよい段階です。睡眠をとっても、疲れが抜けない状態が、2週間以上続いている。だるさのために、仕事や家事、日常生活に支障が出ている。疲労に加えて、気分の落ち込み・意欲の低下・不眠などもある。以前楽しめていたことが、楽しめなくなっている。「怠けているだけだ」と、自分を強く責めてしまう。――こうした状態は、ストレスや自律神経の乱れ、あるいはうつ病や適応障害が背景にあるサインのことがあります。WEB予約はこちらからご予約いただけます。とくに、気力がわかず何もする気になれない状態が続いているときは、無理せず早めにご相談ください。

治療について

当院では、だるさ・疲労の背景にあるものを、ていねいに整理することから始めます。まず、体の病気が除外されているかを確認し(まだの場合は、連携している内科などの医療機関とも相談しながら、必要に応じて適切な科へおつなぎします)、そのうえで、ストレスや自律神経の乱れ、うつや適応障害の要素が、どの程度関わっているかを見ていきます。

治療は、お話をうかがいながら、「休めない体」を作っている背景――ストレス、生活リズム、考え方のクセ、働き方の負担――をどう整えていくかを、一緒に考えていくのが土台です。とくに、休むことへの罪悪感が回復を妨げている場合は、その整理が大きな助けになります。生活リズムの立て直しは、患者さん任せにせず、主治医の指導のもとで、無理のない範囲で一緒に進めます。そして、背景にうつ病があると判断される場合や、不眠が強い場合には、それに応じたお薬を使うこともあります。体質によっては漢方薬が合う方もいます(お薬の考え方の全体像は、第10回の自律神経失調症の薬物治療とは?で解説しています)。状態によっては、思い切って休養をとること――場合によっては休職――が、回復の近道になることもあり、必要なら診断書の作成にも対応します。お薬や休養の進め方は、ご希望もふまえて一緒に決めていきます。

みなとメンタルクリニックでの、ご相談

当院は、横浜・関内で30年続く心療内科・精神科のクリニックです。「とにかくだるい」「疲れがとれない」という、症状に名前のつけにくいご相談こそ、当院が数多く引き受けてきたテーマです。診察はすべて精神保健指定医・精神科専門医が担当し、疲労の奥にあるストレスや気分の状態、働き方の負担まで、時間をかけてうかがいます。体の病気の可能性が残る場合には、連携している内科などの医療機関と相談しながら、必要に応じて適切な科へおつなぎします。理事長は日本医師会認定産業医でもあるので、過重労働や休職・復職が絡むご相談では、職場との調整や診断書の作成にも対応できます。関内駅から徒歩2分、桜木町駅・馬車道駅からも徒歩5分。土日も診療、平日は夜19時までなので、「疲れて平日は動けない」という方も、週末にお越しいただけます。

初診の流れ

当院は予約制です。WEB予約からご予約ください(当日のご予約も承っています)。持ち物は保険証と、服用中のお薬があればお薬手帳。血液検査などの結果があれば、それもぜひお持ちください。初診は30分ほどかけて、いつから、どんなだるさが、どんなときに強いのか、背景に何があるのかをじっくりうかがいます。うまく話せなくても、メモ書き一枚あれば十分です。疲れきっているときに、うまく説明しようと頑張る必要はありません。

よくある質問

血液検査で異常なしでした。それでも疲れがとれないのはなぜ?

血液検査で体の病気が見つからなくても、ストレスで自律神経の切り替えが乱れていると、夜に体が回復モードに入りきれず、寝ても疲れがとれません。「異常なし」は、重い病気がないという安心材料であり、つらさが存在しないという意味ではありません。背景のストレスや睡眠の質に対応することで、改善が期待できます。

ただの疲れと、うつ病の疲れは、どう違うのですか?

ひとつの手がかりは「以前楽しめていたことが、楽しめるかどうか」です。休めば回復し、好きなことをする気力が残っているなら、疲労の範囲かもしれません。一方、好きなことにも興味がわかない、休んでも晴れない、自分を強く責める、という場合は、うつ病が関わっている可能性があります。迷うときは、一度ご相談ください。

週末に寝だめしているのに、月曜がいちばんつらいです。

休日に起きる時間が大きくずれると、体内時計が後ろへずれ、月曜の朝は体にとってまだ深夜のうちに起きることになります。時差ぼけと同じ状態が毎週起きているわけです。休日の起床は平日との差2時間以内にとどめ、足りないぶんは昼寝や早寝で補うと、月曜の重さが軽くなりやすくなります。

疲れているのに、なぜか眠れません。

ストレスで交感神経が高ぶったままだと、体は疲れているのに、脳と体が緊張して眠りに入れない、という状態が起こります。これは自律神経の切り替えがうまくいっていないサインです。疲労と不眠はセットで悪循環を作るため、睡眠の立て直しが回復の鍵になります。

怠けているだけな気がして、受診をためらっています。

「怠けかもしれない」と自分を責めてしまうこと自体が、つらさのサインであることがあります。怠けと、自律神経やこころの不調による疲労は、本人には区別が難しいものです。生活に支障が出ているなら、それだけで相談してよい状態です。診察で一緒に整理しましょう。

今日・明日など、すぐに受診できますか?

当院は当日のご予約にも対応しています(空き状況によります)。土日も診療、平日は夜19時まで対応しているので、お仕事帰りや週末にもご来院いただけます。WEB予約またはお電話(045-663-5925・診療時間内)でご確認ください。

横浜・関内で、抜けない疲れにお悩みの方へ

だるさや疲労は、人に見えにくく、「気合いの問題」と誤解されやすいぶん、つらさを一人で抱え込みやすい症状です。「怠けているだけ」と、いちばん自分を責めているのは、たいてい、いちばん頑張ってきた本人です。でも、検査で異常がないのに抜けない疲れの多くは、怠けではなく、ストレスで「休めない体」になっているサインであり、背景に手を当てていけば、回復していける状態です。一人で「頑張りが足りない」と責め続ける必要は、もうありません。

みなとメンタルクリニックは、関内駅から徒歩2分、桜木町駅・馬車道駅からも徒歩5分。横浜市中区・みなとみらいエリアからもお越しいただけます。土日も診療し、平日は夜19時まで対応しているので、お仕事帰りにも通いやすいクリニックです。「これは体の問題なのか、ストレスなのか、怠けなのか分からない」――その段階で、まったく構いません。どうぞお気軽にご相談ください。WEB予約はこちらから、ご不明な点はよくある質問もご覧ください。


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シリーズ第7回は、いよいよ見分けの回です。「自律神経失調症だと思っていたけれど、本当はうつ病なのでは?」――ここまでの症状の回で何度も顔を出してきた疑問に、丸ごと一本かけて答えます。何が背景にあるかで、適切な治療はまったく変わります。シリーズの中でも、とくに読んでいただきたい一本です。

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自律神経シリーズ(全10回)


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参考文献・情報源

  • 厚生労働省|e-ヘルスネット「自律神経失調症」「ストレスとこころ」「疲労と休養」
  • 厚生労働省|こころの耳
  • 厚生労働省|健康づくりのための睡眠ガイド2023
  • 日本心身医学会|心身医学に関する情報

この記事の監修者

田邊 陽一郎(精神保健指定医・精神科専門医・日本医師会認定産業医・難病指定医)
医療法人鴻志会 みなとメンタルクリニック 理事長。秋田大学医学部卒業後、東北での精神科救急・被災地医療、神奈川での在宅医療を経て、現職。うつ病・不安障害・睡眠障害・認知症などを中心に診療。

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